薬に関する否定的な意見
高齢になると、もう少し若い人もそうですけど、あきれてしまうくらいに多くの薬を飲んでいます。
第一、すごくお金もかかってしまうのです。新薬はどれも、普通には手が出ないほど高いのでジェネリックを利用しますが、みんな、自分を幸せにするライフスタイルにお金を注ぎ込むよりも、クスリに注ぎ込んでいる薬漬けの文化にどっぷりはまっているように思います。
私が気がかりなのは、クスリの値段です。
中流階級でさえも手が出さ絵ないと思います。こういう値段の特効薬にはお金を払いたがらないかもしれませんし、それにしてもこういう話になると、いつの時代もお金持ちの方が有利なのですね。
人の許容レベルは実に低いものです。痛ければ薬に頼るし、自分はそうではありませんが、関節痛の人にはプールに入りなさいと医者は言いますが、でもその人たちは簡単にできる薬に手を出すでしょう。
今ではダイエットの薬まであります。みんなジムに行くよりも痩せる薬を飲みたがるのです。
このように薬に関する否定的な意見を集めてみましたが、文化的規範と価値観の変化を解釈し、批判するために薬を使っている。
この問題には、有害な性の規範と期待、手が届かないほど高額な処方薬、一時しのぎの即効薬という価値本体、ロマンス感情の軽視などがありますが、高齢女性の話し手たちは、多すぎる薬には百害あって一利なしだと思っているのです。